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【No.613号】 【発行日】2010/7/20 [6-1]

 昔の古布と平成の古着のゆくえ



【記事】
練馬区では古布のリサイクルを行なっているが回収され、どのように活用されているのか-平成21年度の個別回収量は573トン。その古布は古着として30%輸出され、30%から40%は国内の古着・ウエス(雑巾)に、フェルトなどの再生製品へは20%の割合で活用されている。
 日本は、天然資源の少ない国なのでわら半紙を作るのに、ぼろ布も大事に回収して、綿ぼろに稲わらを足して紙の原料としていた。
 化学繊維が混じると紙には製品化できなくなり紙は材木(パルプ)から作るようになった。
 明治時代には警察・軍隊の制服から洋装が始まり、ウールぼろを綿状にして戻して糸から布を織って公務員の制服にしてラシャといわれた。
 機械化が進むと機械を拭くウエスが必要になり昭和初期の日本の輸出品の中には陶器や絹織物、お茶と並んでウエスが10位に入っていた。
 布の扱いは文化と密接で、今日、ファッションのための衣類が多くなっているため古着にリサイクルできても布としては製品化するにはむずかしくなっている。

光が丘新聞         2010/7/20

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